【2026年最新】AIアプリ開発会社おすすめ10選|費用相場・選び方・PoCまで解説
AIを使ったチャット機能付きの業務アプリ、画像認識を組み込んだ現場支援アプリ、生成AIを活用した社内検索アプリなど、AIアプリ開発の相談内容はかなり幅広くなっています。
スマートフォン向けアプリだけでなく、Webアプリや業務アプリとして導入したいケースも多く、どの会社に依頼するかで開発の進め方は大きく変わります。
AIアプリ開発会社へ依頼すると、要件整理からPoC、本開発、既存システムとの連携、運用改善までを一貫して進めやすくなります。
自社だけで技術検証やモデル選定を進めるのが難しい場合でも、開発パートナーを活用することで、実装可能性と事業性を両立しやすくなるでしょう。
ただし、発注先を選ぶ際は、AI技術そのものの知見だけでなく、PoCへの対応力、アプリ実装の範囲、既存システム連携、運用保守、セキュリティへの考え方まで確認する必要があります。
同じ「AI開発対応」を掲げていても、コンサル寄りの会社と実装寄りの会社では支援範囲が異なるため、比較の軸をそろえて見ることが大切です。
そこで、こちらの記事では、AIアプリ開発会社おすすめ10社を比較し、それぞれの強みや対応領域を整理してご紹介します。
まず全体像をつかめる比較表を掲載したうえで、各社の特徴を公式確認情報にもとづいて詳しく見ていきます。
あわせて、AIアプリ開発会社とは何か、AIシステム開発会社やAI受託開発会社との違い、選び方、費用相場、依頼できること、外注の流れ、セキュリティ・連携・運用保守の確認事項も解説します。
エラビサキでは、各社の公式サイト・サービスページ・導入事例・プレスリリースなどの公開情報を確認し、記事ごとに設定した比較項目から各社を評価しています。
- ◎:専用サービスや明確な対応実績などを公式情報で確認
- ○:対応していることを公式情報で確認
- 要確認:公開情報だけでは対応状況を判断できない
「要確認」は非対応を意味するものではありません。料金・実績・対応技術など、公式情報で確認できない内容は推測せず、確認できた情報のみを掲載しています。
AIアプリ開発会社とは

AIアプリ開発会社とは、機械学習、深層学習、生成AI、自然言語処理、画像認識などの技術を活用し、業務やサービスで使うアプリケーションを設計・開発する会社のことです。
対象となるアプリは、スマホアプリだけではありません。
Webアプリ、社内業務アプリ、チャットボット、AIエージェント、現場支援ツールなども含まれます。
一般的なアプリ開発会社との違いは、UI実装やバックエンド開発に加えて、AIモデルの選定、データ活用、精度検証、PoC、本番導入後の改善といった論点が入ってくる点にあります。
そのため、単に「アプリを作れるか」ではなく、AIをどう業務に組み込み、どのレベルまで実用化できるかを一緒に詰められるかが重要になります。
また、会社によって得意領域は異なります。
AIコンサルティングから入る会社もあれば、アプリ実装やシステム連携に強い会社、PoCを短期間で回す会社、生成AIの業務適用に強い会社もあります。
比較時には、自社が求める支援範囲を明確にしておきたいところです。
AIアプリ開発会社とAIシステム開発会社・AI受託開発会社の違い
この3つの言葉は近い意味で使われることがありますが、発注時には少しずつ見ている範囲が異なります。
AIアプリ開発会社は、AIを活用したアプリケーションの企画・開発・導入を支援する会社を指すことが多く、スマホアプリ、Webアプリ、業務アプリなど利用者が直接触れる画面や機能まで含めて相談しやすいのが特徴です。
AIシステム開発会社は、アプリ画面だけでなく、基幹システム連携、データ基盤、API、管理画面、インフラまで含めた広いシステム全体を対象にする場合が多くなります。
業務システムや社内基盤との連携が前提なら、こちらの視点も重要になるでしょう。
AI受託開発会社は、AIに関する開発を個別案件として請け負う会社全般を指す表現です。
受託という言葉は契約・提供形態を示すものであり、アプリ開発会社やシステム開発会社と重なることも少なくありません。
つまり、発注側としては名称の違いだけで判断するのではなく、どこまでを委託できるのかを確認することが大切です。
PoCだけなのか、本番アプリまでなのか、既存システム連携や運用保守まで含むのかで、選ぶべき会社は変わります。
AIアプリ開発会社の選び方
AIアプリ開発会社を選ぶ際は、提案の見栄えだけでなく、実際にどこまで支援してもらえるかを具体的に見ていく必要があります。
とくにAI案件は、精度検証やデータ整備、運用設計まで含めて初めて成果が見えやすくなるため、アプリ制作の実績だけでは判断しきれません。
比較時には、次の観点を確認しておきましょう。
- 自社課題に合うAI技術や開発方式を提案できるか
- PoCから本開発への移行を見据えて支援できるか
- スマホアプリ、Webアプリ、業務アプリのどこに強いか
- 既存システムやデータ基盤との連携に対応できるか
- 運用保守、改善、内製化支援まで相談できるか
- セキュリティやガバナンスに関する公式情報が確認できるか
まず重要なのは、自社が解決したい課題と会社の得意分野が合っているかです。
生成AIを活用した業務支援アプリを作りたいのか、画像認識や音声認識を組み込んだアプリを開発したいのかで、適した会社は変わります。
次に見たいのがPoC対応です。
AI案件では、いきなり本開発に入るよりも、小さく検証してから進めたほうが失敗を抑えやすくなります。
PoCを実施できるだけでなく、PoCの評価指標や本番移行の考え方まで示してくれるかを確認しておくと安心です。
さらに、既存システムとの連携や運用保守も見落とせません。
AI機能単体は作れても、社内データベース、CRM、基幹システム、認証基盤とつながらなければ現場で使いにくくなるためです。
本番導入を見据えるなら、運用監視、精度改善、問い合わせ対応、軽微修正の範囲まで整理しておく必要があります。
最後に、セキュリティやガバナンスの公開状況も見ておきましょう。
とくに社内文書や顧客データを扱うAIアプリでは、データの取り扱い、利用環境、権限管理などの確認が欠かせません。
公開情報だけで判断できない場合は、提案依頼時に明確に質問することが重要です。
AIアプリ開発の費用相場
AIアプリ開発の費用は、PoCだけ行うのか、本番アプリまで開発するのか、さらに運用保守まで任せるのかによって大きく変わります。
まずは工程ごとの相場感を把握し、そのうえで見積もりの内訳を確認する進め方が現実的です。
| 支援内容 | 費用相場 | 条件・補足 |
|---|---|---|
| 企画・要件定義 | 40万〜200万円 | 課題整理、要件定義、技術選定・設計を含む上流工程。 |
| PoC | 100万〜300万円 | 概念実証フェーズ。場合により〜500万円の記載あり。 |
| 本開発 | 300万〜3,000万円以上 | PoC後の本番開発。AIモデル精緻化、システム開発、インフラ構築を含む。 |
| 運用・保守 | 月額5万〜200万円程度 | 再学習、精度改善、インフラ費、監視・保守対応を含む。 |
| AIアプリ開発(フルスクラッチ)初期費用 | 200万〜1,500万円 | AIアプリのフルスクラッチ開発。 |
金額が大きく変わる主な要因は、開発規模、実装機能の複雑さ、PoCの有無、データの整備状況、既存システム連携、精度要件、インフラ構成、運用範囲です。
たとえば、既存APIを活用した小規模検証と、基幹システム連携を含む業務アプリのフルスクラッチ開発では、必要な工数が大きく異なります。
見積もりを取るときは、次の点を確認しておきましょう。
- PoC費用に加えて、本開発へ進む場合の概算レンジも示されているか
- 見積書が「一式」ではなく、要件定義、データ整備、開発、インフラ、保守などの項目別になっているか
- 運用保守費に何が含まれるか
- データ収集や前処理、アノテーションの担当範囲が明確か
- API連携、DB接続、管理画面開発など既存システム連携の範囲が定義されているか
- 精度要件や評価指標が事前に置かれているか
- 仕様変更や追加開発時の費用ルールが決まっているか
PoCだけ安く見えても、本開発や運用で費用が大きく膨らむことは珍しくありません。
契約前には、どの段階までの見積もりなのかを必ず確認しておくことが大切です。
【早見表】AIアプリ開発会社おすすめ10社を比較
まずは10社の違いを一覧で確認しましょう。
PoC対応や運用保守・内製化支援の公開状況を見ると、相談したい内容に応じて候補を絞り込みやすくなります。
| 会社名 | 会社タイプ | 得意分野 | PoC対応 | 運用保守・内製化支援 |
|---|---|---|---|---|
| 株式会社イーディーエー | AI開発・実装型 | AIアプリ開発、AIエージェント開発、AI Webシステム開発 | ○ | 運用保守:要確認 / 内製化支援:○ |
| 株式会社AVILEN | AI専業型 | AIソフトウェア開発、生成AI導入支援、AI内製化支援 | ○ | 運用保守:要確認 / 内製化支援:○ |
| 株式会社Laboro.AI | AI専業型 | オーダーメイドAI、導入ロードマップ策定、複数業界向けAI開発 | ○ | 運用保守:○ / 内製化支援:要確認 |
| ワークスアイディ株式会社 | DX・SI型 | AI活用コンサルティング、AIアプリ開発、運用保守 | ◎ | 運用保守:◎ / 内製化支援:○ |
| 株式会社ABEJA | AI専業型 | AI導入支援、既存システム連携、本番運用、AIガバナンス | ○ | 運用保守:○ / 内製化支援:要確認 |
| 富士通株式会社 | 大手コンサル型 | 業務アプリ×AI、AI開発基盤、エンタープライズ導入 | ○ | 運用保守:○ / 内製化支援:○ |
| 株式会社日立製作所 | 大手コンサル型 | 生成AIアプリ開発、実行環境構築・運用、AIエージェント | ○ | 運用保守:○ / 内製化支援:○ |
| 株式会社エクサウィザーズ | AI専業型 | 生成AI導入、AIアプリ基盤、AI駆動開発 | ○ | 運用保守:○ / 内製化支援:○ |
| 株式会社GeNEE | AI開発・実装型 | スマホアプリ開発、AIシステム開発、DXコンサル | ○ | 運用保守:○ / 内製化支援:要確認 |
| 株式会社pluszero | AI開発・実装型 | 自然言語処理、AI受託開発、AI教材・業務自動化 | ○ | 運用保守:要確認 / 内製化支援:要確認 |
運用保守や内製化支援、セキュリティ対応の公開状況には差があります。
比較表で方向性をつかんだら、次の個別紹介で自社に合う候補を絞り込んでいきましょう。
AIアプリ開発会社おすすめ10選
1. 株式会社イーディーエー|AIアプリ開発とAIエージェント導入支援を軸に進められる
株式会社イーディーエーは、公式サイトで「AIアプリ開発・AIエージェント開発」を主軸とする受託開発会社であることが確認できる企業です。
AIスマホアプリ、AI Webシステム、生成AI活用などを含む開発テーマに対応しており、AIアプリ開発会社を探している企業にとって、テーマとの親和性が高い候補と言えます。
特徴的なのは、公式に「AIエージェント導入支援」ページを持っている点です。
加えて、「AI駆動開発」や「構想から運用まで」の伴走をうたっており、単なる実装受託にとどまらず、導入検討の段階から相談しやすい構成になっています。
対応領域としては、AI開発、アプリ開発、Webシステム開発、Flutter開発、Go開発などが確認できます。
内製化支援は公式情報で確認できますが、運用保守やセキュリティ・ガバナンスの詳細は公開情報だけでは判断しきれません。
本番運用を前提にする場合は、保守範囲やデータ取り扱いを個別に確認しておくとよいでしょう。
実績面では、公式のWorksページに開発実績が掲載されています。
また、公式プレスリリースでは「退去費用確認サービス『Omodori』」の事業化に関する記載も確認できます。
料金については、公式ページでAIエージェント導入支援の価格例が確認できます。
「AI業務置き換え診断」は初期費用無料、「お試しAIエージェント」は月額10万円〜、「スタンダード導入」は月額20万円〜です。
ただし、これらはAIエージェント導入支援ページで確認できた価格であり、個別のAIアプリ受託開発全体の料金を示すものではありません。
こんな企業におすすめ:AIアプリやAIエージェントの実装を前提に、試作から導入支援まで相談したい企業。
2. 株式会社AVILEN|AIソフトウェア開発と内製化支援をあわせて相談しやすい
株式会社AVILENは、公式サイトで「AIソリューション開発」「生成AI導入支援」を提供していること、さらに「AI搭載のソフトウェア開発」を掲げていることが確認できるAI専業企業です。
AIアプリケーション開発支援を検討している企業にとって、技術開発と導入支援の両面から比較しやすい会社です。
強みは、開発だけでなくAI内製化支援まで公式に確認できる点にあります。
自社内にAI活用を定着させたい企業や、将来的に運用体制を内製側へ寄せていきたい企業にとっては、検討しやすい選択肢でしょう。
PoC対応も公式情報で確認できます。
自治体向けAIボイスボットの簡易PoC実施が公式ニュースに掲載されており、PoCから着手したいケースにも合います。
一方で、運用保守の具体的な範囲やセキュリティ・ガバナンス専用サービスの有無は、公開情報だけでは要確認です。
実績としては、京都市とのAIボイスボットの簡易PoCで97.8%の精度を実現した事例や、株式会社fantasista向けの建設業界向けAIアプリケーション開発支援が公式ニュースで確認できます。
また、AI変革事例一覧も公開されており、外部企業向けの支援実績を見やすいのも特徴です。
料金面では、法人向けの個別開発費用は公開されていません。
一方、公式ページでは個人向けAIビジネス研修の料金や、生成AI業務プロセス適用研修の「1名66,000円(税込)から」が確認できますが、これは受託開発費用ではないため切り分けて見る必要があります。
こんな企業におすすめ:AIアプリ開発だけでなく、PoCや社内活用体制づくり、内製化支援まで視野に入れたい企業。
3. 株式会社Laboro.AI|オーダーメイドAIをPoCから段階的に進めやすい
株式会社Laboro.AIは、公式サイトでオーダーメイド型AIソリューション「カスタムAI」の開発・提供を明示している会社です。
既製品ではなく、自社業務に合わせたAIアプリやAI機能を作り込みたい企業に向いています。
特徴は、AI活用アドバイザリーや導入ロードマップ策定に加え、PoCから始められることを公式FAQで確認できる点です。
AI導入の前提が固まっていない段階でも、まず検証から進めたい企業にとって相談しやすい構成になっています。
対応領域は、製造、建設、インフラ、人材、小売・EC、金融・保険など幅広く、最適化、生成AI、AIエージェント、画像認識、異常検出、需要予測などのテーマが確認できます。
また、運用のためのコンサルティング支援も公式情報で確認できます。
ただし、内製化支援やセキュリティ・ガバナンス支援の公開状況は要確認です。
実績面では、公式事例ページに複数業界のAIプロジェクト事例が掲載されています。
取引先実績ページでは40社以上の掲載実績も確認できます。
加えて、オムロン株式会社の「PLC向け設計コード生成AI」の開発支援に関する情報も確認可能です。
料金は公式FAQ上で個別見積もりとされており、具体的な金額は公開されていません。
PoCフェーズを設けて最小限のコストと期間で進める旨の記載はありますが、詳細は問い合わせが必要です。
こんな企業におすすめ:既製サービスではなく、自社業務に合わせたオーダーメイドAIをPoCから段階的に開発したい企業。
4. ワークスアイディ株式会社|構想から実装・運用・ガバナンスまで一気通貫で相談できる
ワークスアイディ株式会社は、公式サイトで「AI活用コンサルティング」を提供し、構想から実装、運用・ガバナンスまでの一気通貫支援を明記している企業です。
AIアプリケーションやプラグインの開発、PoC、定着化まで公式情報で確認できるため、支援範囲の広さが魅力です。
とくに、AIコンサルティング、戦略策定、PoC、システム開発、運用保守まで幅広く公開情報で確認できる点は比較上の強みです。
発注前の構想整理から始めたい企業や、導入後の定着支援まで求める企業に合いやすいでしょう。
対話型AIの導入支援サービスも公式に提供されています。
さらに、非エンジニアが自ら作るAIアシスタントの事例や、生成AI活用の情報も確認できます。
内製化支援やセキュリティ・ガバナンスも一定の対応が公開情報で確認できますが、具体的な範囲は案件ごとに確認しておきたいところです。
実績としては、AIアシスタントの事例に加え、AI面接システムの共同開発実績が公式プレスリリースで確認できます。
自社プロダクト提供と外部向け支援の両方があるため、発注したい内容に合うかは相談時に確認するのが確実です。
料金は具体的な金額は公開されていません。
ただし、公式情報からは個別見積もり、プロジェクト型、月額型の提供形態が読み取れます。
こんな企業におすすめ:AI活用の構想整理からPoC、アプリ開発、運用定着まで一社で進めたい企業。
5. 株式会社ABEJA|既存システム連携と本番運用を見据えたAI導入に強み
株式会社ABEJAは、公式サイトでABEJA Platformを基盤に、AI導入支援、AIシステム構築、既存システム連携、本番運用までを一気通貫で支援する旨が確認できる会社です。
業務にAIを組み込む前提で、本番利用まで見据えた相談をしたい場合に相性がよい候補です。
特徴は、AI開発そのものだけでなく、企業の基幹業務へAIをシームレスに導入する支援を公式に打ち出している点です。
また、AIガバナンス・AI倫理に関するコンサルテーションサービスも確認できるため、データ活用や社内統制の観点も重視したい企業に向いています。
対応範囲としては、DX推進・AI開発のプロセスとしてConsultingが示されており、PoC、システム構築、実装、運用の流れをイメージしやすい構成です。
一方で、一般的な受託アプリ開発の範囲や内製化支援の具体的な範囲は、公開情報だけでは要確認です。
実績面では、ABEJA Insight for Retailの顧客事例や導入事例一覧が公開されています。
また、事業の根幹を支える業務へのAI実装を加速する文脈の事例も確認できます。
料金については、公式情報でABEJA Platformのベーシックプランとして「60万円/月」の年間プランが確認できます。
ただし、これはプラットフォームの価格例であり、個別のAIアプリ受託開発や導入支援全体の費用とは分けて確認する必要があります。
こんな企業におすすめ:既存業務や基幹システムにAIを組み込み、本番運用やガバナンスまで視野に入れたい企業。
6. 富士通株式会社|大規模な業務アプリ連携やエンタープライズ導入を検討しやすい
富士通株式会社は、公式情報上、AIを用いたソフトウェア開発基盤「AI-Driven Software Development Platform」や、AI計画策定から導入までの支援、専有環境のAI提供などを公開している企業です。
業務アプリとAIを組み合わせた大規模案件や、既存システムとの連携を前提とした案件で比較候補に入れやすい会社です。
強みは、要件定義から結合テストまで開発工程をAIで自動化する開発基盤を公式に打ち出していること、そして「業務アプリ×AI」の商談推進・プロダクト開発・デリバリ体制が確認できることです。
PoCや導入支援だけでなく、エンタープライズ向けの実装基盤まで見据えた体制を持つ点が特徴と言えるでしょう。
また、Takaneを活用したソフトウェア要件定義の自動化や、生成AIを活用した業務変革の取り組みも公式プレスリリースで確認できます。
内製化支援やセキュリティ関連も一定の対応が確認できますが、AIアプリ開発の受託範囲や窓口の詳細は個別確認が必要です。
事例としては、サービスデスク問い合わせ対応効率化、購買促進AI技術の開発、日本航空客室乗務員のレポート作成業務効率化に向けた実証などが確認できます。
広い業務領域でのAI活用事例を持つ点は、大手ならではの安心感につながります。
料金は公式公開情報だけでは確認できません。
個別案件の費用や契約条件は、詳細の問い合わせが必要です。
こんな企業におすすめ:大規模業務システムや既存基幹との連携を前提に、エンタープライズ向けAIアプリを検討している企業。
7. 株式会社日立製作所|生成AIアプリの開発から運用環境まで一気通貫で支援
株式会社日立製作所は、公式AIページで生成AIアプリの開発から実行環境の構築・運用までを一気通貫で支援すると明記している企業です。
生成AIを活用した業務アプリやAIエージェントの導入を、本格運用まで見据えて進めたい企業に向いています。
公式サービスとして、システム開発の全工程への生成AI適用支援も確認できます。
また、生成AI活用を試行段階から本格的な業務適用へ移行させる支援や、AIエージェントの開発・運用・環境提供サービスの販売開始もプレスリリースで確認でき、PoCから本格展開までの流れを作りやすいのが特徴です。
対応領域は、製造、金融、建設、輸送、電力、ガス、鉄道、自治体など幅広く、品質保証や業務効率化、システム開発まで含まれます。
運用支援や内製化支援は公式情報で確認できますが、AI専用のセキュリティ・ガバナンスページについては今回の確認範囲では要確認です。
実績としては、日立ビルシステムの問い合わせ業務を革新するAIアプリ開発事例や、大みか事業所の品質保証業務への生成AI適用事例が公式サービスページに掲載されています。
さらに、JCB協力のもとでのシステム開発標準化検証プロジェクトも確認できます。
料金は、公式情報では「個別見積」との記載が確認できます。
業務特化型LLM構築・運用サービス、AIエージェント開発・運用・環境提供サービス、保守問い合わせAIエージェントはいずれも個別見積です。
具体的な金額は公開されていません。
こんな企業におすすめ:生成AIアプリやAIエージェントを、PoCから本番運用環境まで含めて大規模に導入したい企業。
8. 株式会社エクサウィザーズ|生成AI基盤と運用定着を含めて進めやすい
株式会社エクサウィザーズは、公式サイトでAIの理解促進から企画、設計・開発、運用・利用までをワンストップで提案している会社です。
生成AIの業務活用や、AIアプリケーションの実装・運用を段階的に進めたい企業にとって、比較しやすい候補です。
サービス面では、生成AIプラットフォーム「exaBase 生成AI」や「exaBase Studio」を公式に提供しています。
「exaBase Studio」では、PoC段階のAIモデルをすばやくシステム化する開発基盤の訴求があり、検証から実装への移行を意識した提案が期待できます。
また、セキュリティ・コンプライアンス管理を標準搭載した生成AIサービスを提供していることも公式情報で確認できます。
そのため、社内利用や業務利用でセキュリティ面を重視したい企業に向いています。
一方で、個別の受託開発メニューや請負範囲は公開情報だけでは限定的なため、詳細は要確認です。
実績としては、企業向けChatGPT「exaBase 生成AI」を数百名に導入した事例や、静岡県への「exaBase 生成AI for 自治体」導入事例が確認できます。
現場ユーザーとAIエージェントの協働開発を支援する発表もあり、導入後の活用定着まで含めた文脈が見えます。
料金については、公式本文内に具体的な金額は確認できませんでした。
カスタム開発やPoC、導入支援の総額は問い合わせが必要です。
こんな企業におすすめ:生成AIの業務導入を前提に、セキュリティや運用定着も含めてAIアプリ基盤を検討したい企業。
9. 株式会社GeNEE|スマホアプリ開発とAIシステム開発をまとめて相談しやすい
株式会社GeNEEは、公式サービスページでAI技術・デジタル技術を軸にスマホアプリを開発すると明記している会社です。
AIシステム・AIツール開発とアプリ実装をあわせて相談したい企業にとって、比較対象にしやすい存在です。
公式コンテンツでは、DXコンサルティングとAI開発・システム開発を組み合わせたワンストップ支援も案内されています。
そのため、アプリを作るだけでなく、業務課題の整理から相談したいケースにも向いています。
対応領域としては、機械学習や深層学習などのAI技術を活用したスマホアプリ開発が確認できます。
PoC対応や運用支援は公式情報で確認できますが、PoCの専用メニュー、内製化支援、セキュリティ・ガバナンス支援の詳細は要確認です。
実績面では、公式コンテンツとして「AI開発の事例16選|業界別の成功例から学ぶ導入のポイント」が公開されています。
製造業、小売業、卸売業、印刷業、出版業などの文脈が確認でき、業界別の参考材料を集めやすい会社です。
料金は公式本文上「要問い合わせ」と明示されています。
なお、公式コンテンツ内には一般的なAI開発費用相場の説明がありますが、これはGeNEE個別の料金ではありません。
個別案件の費用については、別途見積もりが必要です。
こんな企業におすすめ:スマホアプリ開発とAIシステム開発をまとめて相談し、DX文脈から伴走してほしい企業。
10. 株式会社pluszero|自然言語処理や独自AI技術を活かした受託開発に強み
株式会社pluszeroは、公式サイトおよび公式プレスリリースで、AI関連の受託開発、コンサルティング、サービス提供を行っていることが確認できる会社です。
自然言語処理や生成AIを活用したアプリ・システム開発を検討する企業にとって、有力な候補になり得ます。
同社の特徴として、独自AI技術「AEI(Artificial Elastic Intelligence)」を公式に掲示している点が挙げられます。
また、AI教材、求人チェックSaaS、業務自動化システムなど、具体的な開発事例も確認できます。
PoCを含む開発支援の文脈も公式情報で確認できます。
対応領域としては、教育、求人・採用、自然言語処理、生成AI、業務自動化、事業コンサルティングなどが見られます。
ただし、保守運用、内製化支援、セキュリティ・ガバナンスの具体的な範囲は公開情報だけでは十分に確認できません。
実績では、啓林館のAI教材開発、求人チェックSaaS「シェパードHR」、AIとOCRを活用した車両認証業務自動化システム、AI対話技術開発協力などが公式情報で確認できます。
特定テーマに合わせたAI実装を進めたい企業には参考になるでしょう。
料金については、通常のサービス料金の具体的な金額は公開されていません。
確認できたのは、業務提携における「プロジェクト費用の負担」という費用条件や、セミナー参加費が無料であることのみで、受託開発価格は要確認です。
こんな企業におすすめ:自然言語処理や独自AI技術を活かし、テーマ特化型のAIアプリ・システム開発を進めたい企業。
AIアプリ開発会社に依頼できること
AIアプリ開発会社に依頼できる内容は、単なる画面開発にとどまりません。
企画段階の整理から、AI機能の検証、アプリ実装、システム連携、運用改善まで含めて相談できるケースが多くあります。
代表的には、次のような内容を依頼できます。
- 生成AIを活用したチャットアプリや社内検索アプリの開発
- 画像認識や音声認識を組み込んだ業務アプリの開発
- AIエージェントやボイスボットのPoC・実装
- 需要予測、異常検知、レコメンドなどを使った業務支援アプリの構築
- 既存システムやデータベース、CRMとの連携開発
- 本番導入後の運用改善、精度改善、再学習支援
たとえば、現場業務向けなら「写真を撮ると不具合候補を提示するアプリ」、営業支援なら「社内ナレッジをもとに回答する生成AIアプリ」、顧客対応なら「問い合わせを自動応答するAIチャット・ボイスアプリ」といった形です。
ユースケースに応じて必要なAI技術やアプリ構成は変わるため、要件整理の段階から相談できる会社を選ぶと進めやすくなります。
また、AI案件ではデータ整備や評価指標の設計も重要です。
何を作るかだけでなく、どのデータを使い、どの精度なら業務に乗せられるかまで相談できるかが、発注先選びの差になってきます。
AIアプリ開発を外注する流れ

AIアプリ開発を外注する場合は、一般的に次のような流れで進みます。
- 課題・目的を整理する
- 候補会社へ問い合わせる
- 要件をすり合わせる
- 提案・見積もりを比較する
- PoC・検証を行う
- 本開発・実装を進める
- テスト・導入を行う
- 運用保守・改善を続ける
最初の段階で大切なのは、AIを使うこと自体を目的にしないことです。
業務時間を削減したいのか、問い合わせ品質を上げたいのか、現場判断を早くしたいのかを整理しておくと、提案の比較がしやすくなります。
PoCは、AI案件でとくに重要な工程です。
ここでは精度だけでなく、現場で使えるか、必要なデータが揃うか、既存システムとつなげやすいかも確認しましょう。
PoCの成功条件が曖昧なままだと、本開発へ進んだあとに追加費用や仕様変更が増えやすくなります。
見積もり比較では、機能一覧だけでなく、どこまでが標準範囲なのかを見てください。
たとえば、データ前処理、管理画面、API連携、運用監視、軽微修正、精度改善が含まれるかどうかで総額は大きく変わります。
導入後も、AIアプリは作って終わりではありません。
利用状況の確認、回答品質の見直し、モデル更新、再学習、ユーザー部門への定着支援まで回せる体制があるかを確認しておくと、成果につながりやすくなります。
AIアプリ開発で確認したいセキュリティ・連携・運用保守
AIアプリは、試作品の段階では動いても、本番運用で課題が出やすい領域があります。
とくに確認しておきたいのが、セキュリティ、既存システム連携、運用保守の3点です。
まずセキュリティでは、入力データや学習データをどう扱うのかを確認する必要があります。
社内文書、顧客情報、契約情報などを扱う場合、利用環境、アクセス権限、ログ管理、外部サービス利用の有無などは必ず確認しておきましょう。
公開情報だけで十分に分からない会社については、提案依頼時に質問票を用意しておくと安心です。
次に連携面です。
AI機能単体では便利でも、基幹システム、CRM、SFA、データベース、認証基盤、社内ポータルなどとつながらないと、現場での入力や確認作業が増えてしまうことがあります。
どのシステムと、どの方式で連携するのかを早い段階で整理することが大切です。
運用保守については、次の確認項目を押さえておくと比較しやすくなります。
- 障害対応や問い合わせ対応の範囲
- 軽微修正と追加開発の切り分け
- AIモデルやプロンプトの改善支援の有無
- 再学習や精度検証の実施体制
- クラウド利用料やAPI利用料の扱い
- 社内定着や引き継ぎ支援の有無
AIアプリは、リリース後に改善していく前提で考えるほうが現実的です。
そのため、発注時には開発会社の技術力だけでなく、運用フェーズまで見据えた支援体制を確認しておきましょう。
よくある質問
Q.1 AIベンダーとは何ですか?
AIベンダーは、AIに関する製品やサービス、開発支援、導入支援などを提供する企業全般を指す言葉です。AIアプリ開発会社、AIシステム開発会社、生成AIサービス提供会社なども文脈によってAIベンダーに含まれます。実際に発注先を選ぶときは、名称よりも、PoCから本開発まで対応するのか、自社プロダクト提供が中心なのか、個別受託が可能なのかを確認することが重要です。
Q.2 AI受託開発とは何ですか?
AI受託開発とは、企業が自社向けのAIシステムやAIアプリの開発を外部会社へ委託する形態のことです。たとえば、生成AIを使った社内アプリ、画像認識アプリ、AIチャットボット、需要予測システムなどを、要件に応じて個別に開発してもらうケースが該当します。受託開発といっても、対応範囲は会社ごとに異なるため、企画、PoC、本番実装、保守のどこまで任せられるかを確認しましょう。
Q.3 PoCは必ず必要ですか?
必ずしもすべての案件で必要とは限りませんが、AIアプリ開発ではPoCを挟むことで実現性や精度、データの適合性を早い段階で確認しやすくなります。とくに、業務で使える精度が求められる場合や、データ整備状況に不確実性がある場合は、PoCから始める進め方が有効でしょう。一方で、既存API活用など要件が比較的明確な案件では、PoCなしで進めるケースもあります。
Q.4 AIアプリ開発に補助金は使えますか?
補助金の活用可否は、時期や制度、事業内容によって異なります。一般論としては、IT導入やDX推進、研究開発、生産性向上に関連する制度が候補になることがありますが、AIアプリ開発のすべてが対象になるとは限りません。補助金を前提に進める場合は、採択されなかったときの自己負担額や、対象経費の範囲を事前に確認しておく必要があります。
Q.5 AI導入支援と受託開発の違いは何ですか?
AI導入支援は、課題整理、活用方針の策定、PoC設計、ツール選定、社内展開などを支援する色合いが強く、受託開発は要件に応じて実際のアプリやシステムを構築する役割が中心です。ただし、実際には両方に対応する会社も多くあります。導入支援だけを求めているのか、最終的にアプリ実装まで依頼したいのかを明確にすると、候補を絞り込みやすくなります。
Q.6 どんな業務をAIアプリとして依頼できますか?
問い合わせ対応、社内検索、文書要約、画像判定、異常検知、レコメンド、音声認識、需要予測、業務自動化支援など、さまざまな用途が考えられます。スマホアプリ、Webアプリ、社内業務アプリのどれとして作るかによって必要な設計も変わるため、まずは対象業務と利用者、必要なデータを整理して相談するのがよいでしょう。
自社に合ったAIアプリ開発会社を選ぼう
AIアプリ開発会社を選ぶうえで大切なのは、単にAI技術に詳しい会社を探すことではありません。
自社の業務課題に対して、PoCから本番導入、運用改善まで現実的に進められるかという視点で見ることが重要です。
会社によって、生成AIに強い、業務アプリ連携に強い、オーダーメイド開発に強い、運用定着まで伴走できるなど、得意分野や提供形態にははっきり違いがあります。
そのため、同じ「AI開発対応」でも、実際の相性はかなり変わってきます。
比較時には、対応できる開発範囲、PoCの進め方、既存システム連携の可否、運用保守の範囲、セキュリティやガバナンスの公開状況を整理して確認しましょう。
見積もりでは、費用総額だけでなく内訳や追加開発ルールまで見ておくことも重要です。
次のアクションとしては、まず自社で解決したい業務課題を整理し、必要な支援範囲を決めることから始めてみてください。
そのうえで、PoCから始めたいのか、本番実装まで一気に進めたいのかを明確にし、複数社へ相談すると比較しやすくなります。
費用、実績、得意分野、支援範囲、サポート体制を並べて見ることで、自社に合った発注先は見つけやすくなります。
AIアプリは導入後の使われ方まで含めて成果が決まるため、開発力と運用視点の両方を持つ会社を選びたいところです。
エラビサキでは、AIアプリ開発会社の対応領域・提供形態・実績・料金などを整理し、自社の条件から発注先候補を比較できるデータベースを構築していきます。